中古車購入マニュアル

新車、中古車を問わず、車を購入するということは、電化製品や衣類を買うのと訳が違う。例えば揃えるべき書類がある。また車購入はクーリングオフの対象外だ。何も知らずに購入時にドタバタしたり、後悔したりしないためにも、必要な知識をダンドリ順に学んでおこう。

3.商談・契約をする

A.必要な書類を揃える

実印と印鑑証明書を用意する

中古車購入マニュアル:必要な書類を揃える

購入時に必要な書類とは(1)自動車検査証(車検証) (2)委任状 (3)車庫証明書 (4)印鑑証明書。それと書類ではないが(5)実印、が必要となる。購入者が自分で用意するのは(4)印鑑証明書と(5)実印だ。

以下に必要書類の内容について記しておく。

(1)自動車検査証(車検証)
いわば車の戸籍謄本のようなもの。
(2)委任状
車の登録業務などを販売店に代行してもらうための書類。購入者は必要な箇所に署名や捺印(実印)をする。
(3)車庫証明書
購入した車の駐車場が確保されていることを証明する書類。正式には自動車保管場所証明書という。その駐車場を管轄する警察署が発行してくれる。たいていは販売店が必要な申請業務などを代行してくれる。月極駐車場などを借りる場合、購入者が不動産会社と連絡しなければならない場合もある。
(4)印鑑証明書(購入者が用意)
委任状などに捺印されている印鑑が、市区町村に登録してある印鑑であることを証明する書類。発行後3カ月以内の証明書が必要となる。購入者が市区町村役場で発行してもらう必要がある。
(5)実印(購入者が用意)
住んでいる市区町村に登録してある印鑑のこと。まだ登録していなければ、市区町村役場へ行って登録してもらう必要がある。

B.車庫証明書を用意する

駐車場を確保し、車庫証明申請書を提出する

中古車購入マニュアル:車庫証明書を出す

上記(3)の車庫証明書を警察署から発行してもらうためには、まず駐車場を決めなければならない。自宅なら問題ないが、借りるのであれば自宅から半径2km以内であることが条件。またその駐車場を管理している不動産会社にも必要書類に署名・捺印してもらう。つまり、購入を決めると同時に、駐車場も確保しなくてはならない。駐車場を借りる場合は、購入を検討する段階であらかじめどこにするかなどの目安はつけておきたい。

販売店によっては不動産会社への署名・捺印の依頼や、専用書類に書く駐車場の地図作成などを購入者に依頼するケースもある。